なぜ制震が必要なのか?

現在の新築木造住宅は、長期優良住宅等により耐震性が整っているものが殆どです。しかし、耐震は建物の強度を高め、建物の倒壊や損傷を防ぐ反面、一度耐えたとしても接合部分など部分的損傷や変形、損傷部分の経年劣化により修繕が必要となってきます。制震は耐震に比べ柔軟に揺れに対して対応することで変形を抑え、地震エネルギーを吸収し継続的に建物の揺れを抑制します。もちろん、現在の耐震性の備わっている住宅に対して制震を取り入れることで、より一層の変形を抑えることができます。